感染症対策
当院の取り組み
2023年5月8日から、新型コロナウイルスの感染法上の分類が、「5類」に引き下げられました。ですが当院では、安心してご来院いただくために、引き続き感染症対策を行います。
また、発熱やのどの痛み、せき、息切れ、強いだるさ(倦怠感)などの症状のある方は、
ご予約を変更させていただきますので、必ず、事前にお電話でご相談ください。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
受付に手指消毒用アルコールを設置しています。ご来院の際は、手指消毒にご協力ください。
当日、発熱や咳など風邪の症状や体調不良のある方は、ご来院をお控えいただき、医院までご連絡ください。ご予約を変更させていただきます。
治療が終わる毎に診療チェアや周りの器具をアルコール消毒液で拭き取りしております。また、診療室への移動中に患者さま同士が接触しないよう、スタッフが誘導させていただきます。
院内感染を防ぐための対策は、使用した器具を捨てて、次の患者さまの治療では新しいものに取り替えることが基本になると考えています。
患者さまがお口をゆすぐためのコップや、歯科医師やスタッフが付けるマスクやグローブなどは、使い捨てできる紙製品やゴム製品を使っています。
このほか、歯科用ユニットに取り付けるヘッドレストカバーや治療器具を置くトレー、患者さまにかけるエプロン、治療中に唾を吸う排唾管や注射針、麻酔薬のカートリッジなど、可能な限りディスポーザブルを採用。常に清潔な環境で治療を受けていただけるように努めています。
オートクレーブとは高圧蒸気滅菌器とも呼ばれるもので、機器の中を蒸気によって130℃近くの高温高圧にし、治療器具を滅菌する装置です。患者さまの歯を削るのに使用するタービンをはじめとした、唾液や血液に触れるさまざまな器具を滅菌状態にすることができます。
患者さまに使用した治療器具は、手洗いした後に超音波洗浄機で洗浄、アルコール消毒した上で、オートクレーブで滅菌しています。
滅菌した歯科用ミラーやピンセットといった治療器具は、滅菌パックに入れ、オートクレーブで滅菌します。清潔な状態になった治療器具は滅菌パック内で保管されるので、空気にも触れません。治療で使用するまでは殺菌灯の中に置き、治療の際に患者さまの前で滅菌パックを開封して取り出しています。このほか、歯を削るときに使用するタービン類も、その都度パッキングしてオートクレーブで殺菌し、衛生状態を保ちながら保管しています。
また、当院では滅菌パックも使い捨てを使用しています。
待合室、診療室には空気清浄機やサーキュレーターを設置し、常にきれいな空気を循環させています。また、定期的に窓や扉を開けて、換気をしています。
歯科では通常、お口の中にバキュームという吸引機をいれて治療を行います。口の中の唾液や水、歯や詰め物を削ったときの削りかすを吸引するのですが、処置によっては口腔外に漏れてしまうことがあります。お口の中で吸い切れず漏れ出た唾液や粉塵を吸引するのが口腔外バキュームです。
口腔内バキュームの使用は、新型コロナウィルスをはじめ、感染対策に有効であると報告されています。使用中は、大きな音がしてしまいますが、安心・安全のためにもご了承お願いいたします。